制裁

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亀松が絡まれた次の日。 教室に着くなりなんだか騒がしかった。 昨日の先輩方が俺の教室の廊下にたむろっていたからだ。 「おい あいつだ」 「今日の放課後ジェラスって喫茶店にこいや」 その一言を言うために廊下にたまっていたらしい。 俺はうなずいて教室に入っていった。 やはり教室は騒がしい。 「やっぱアイツヤバいな」 「関わらない方がいいな」 やはり騒ぎになってしまっている。 そう言えば亀松の姿が見えないな。 アイツこねぇのかな? 俺は席に座るなりにこの前ニヤニヤ笑って俺に絡んできた奴が俺の元にやってきた。 「お前 なんなんだ?」 俺は反対を向いて寝ていた。 「お前俺の舎弟になりてぇんだろ?」 香澄もその言葉に反応した。 「どういう事だよ」 「俺のアニキの舎弟になりてぇって昨日聞いたからよ」 「だからお前は俺の舎弟でもあるわけだよな?」 ヘラヘラ笑ってこいつは口走った。 なるほどねぇ。 ここの学校の頭の弟でこいつは態度がデカいわけだ。 「お前のアニキが頭なだけでお前は関係ねぇんだろ?」 「うぜぇから消えてくれや」 「あぁ 何だと?お前アニキにチクっちまうからな」
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