ヨエル

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  ◇人物像◆  英語表記名はJoel。  廻間世界情報部機関(オラトリオ)の一員にして首席総長・ヘルの側近兼参謀長。  主な仕事はヘルの補佐と機関の統率、そして彼女不在時の代役。  冷静沈着かつ冷徹な完璧主義者。生真面目過ぎて仕事の時は逆らったら氷漬けにされる程に冗談通じないし機関の障害になる者は躊躇なく排除する“氷の参謀長”。  特に報告書の提出期限にはうるさく、翡翠曰わく「もはや氷通り超して鬼ですよ、鬼」。  でも身内には文句言いつつ何かと面倒を見たり世話を焼く根は優しいクーデレ。  ダスク同様聡明な策士なので彼とも対等に論争することが出来る。  銃剣(ガンブレード)による近~中距離の攻撃とシフォルス術式魔術による遠距離戦闘を駆使したオールマイティー型と思いきや、実はミステス『零極氷幻華』を使役する戦闘スタイルを主力とする生粋の実力者。  故に氷属性の異能攻撃は一部詠唱無しでも発動可能という氷属性技のスペシャリスト。侮れば間違いなく手痛いしっぺ返しに遭う。  時折「いとをかし」「されば潔し」など古い言い回しをする、大人としての落ち着きがありながら威風漂う男性標準語。ただ歯に衣着せぬ物言いをするので要注意。    趣味は音楽鑑賞と楽器演奏らしく、時折白いエレキギターを持ち出しては演奏している光景がよくよく見られる。  かき氷を好物としており寒い季節だろうが雪が降っていようが平然と食べます。  尚ヘルとは恋仲。彼女を守るためならば自らの手を汚すことも厭わない。 ◇他作品での解説◆  廻間者ノ手記をはじめとし、短編長編問わず登場。  『光と空音の物語』の残酷劇場では胡飲酒達と共に最小限のリスクでの途中乱入を企て、また『もしも屋』のお伽話の回ではディレイ達に襲いかかった者達へ蔭人としての実力を振るった。  また廻間者ノ手記でもそれなりに出演しており、特にハーモニアや翡翠との絡みが多い。
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