蔭人用語解説

6/10
前へ
/74ページ
次へ
  【蔭人組織『刻影』(こくよう)】  蔭人の中でも揺るがない権力を持つワイスを指導者とした組織。幾千億あるかも知れない平行する数多の世界の住人を見守りながら少しだけ力を貸すことはもちろん、ランク付けされた様々な任務をメンバーに与え遂行させている。  任務内容は主に異世界の調査や凶悪な魔物討伐、時には様々な世界に存在する国へ知らず知らずのうちに介入(表向きは要人護衛や紛争時は民に被害が出ないよう安全な場所へ誘導させたりと国への支援だが、裏ではその国の情報を探ったりなど)したり……と、まるで万屋のような仕事をしながら数多の世界を見守っている。  しかし中には密偵や暗殺なども任務に取り入れることがあるなどその存在、そして目的さえも謎の多い組織。異世界で度々報告される不可解な人間の死は、彼等絡みの犯行と見てまず間違いはない。気づく人間は絶対にいないが。  中立主義を謳っているので何処かの国に依存したり深く介入したりすることはないが、依頼されたら国や種族間は関係なくだいたいのことはやります。  現在確認されているメンバーは最高指導者であるワイスを含め十二人(No.Ⅰ~No.XII)。どれも凄腕揃いの精鋭達だ。  ちなみに序列は強さと比例しておらず、ただ加入した時点でつけられただけにすぎないものらしい。  
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加