ありえない世界

それぞれの日常

～隼人～

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ～♪

まだはっきりと覚めない頭に着信音が響く…。

はぃはぃ。誰ですか？こんな朝っぱらから…たくっ

着信：亀梨

ディスプレイに表示された名前を確認して、電話に出た。

隼『…もし～』

亀『おはよっ！予定決めよう！俺等は明日休みだから出来たら明日がいいんだけど、そっちはどう？』

………朝から元気だね💧あなた。
芸能人って一日中そんなにテンション高くいられるんですか？

隼『あ～、俺等も明日で平気だよ。』

竜には今日か明日って言って２日予定押さえといたからな。

亀『じゃあ明日にしよっ。迎えに行くから。どこで待ち合わせにする？』

隼『そうだなぁ、俺等の高校の傍まで来れる？黒銀って分かる？』

亀『分かると思う。ナビで出るよね？つか、隼人って高校生だったの！？』

いまさらかよ💧

隼『あ～、まぁ。悪りぃけど迎え頼むわ』

亀『了解～！５時位でいいか？』

隼『おぅ。んじゃ明日な～』

電話を終えて竜に予定を伝えに行った。

隼『りゅ～ちゃん。明日になったから』

耳元でこっそり伝えた。ﾀｹ達に聞かれないように…。着いて来られたら困るし。