それぞれの日常

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竜『何見てんの?行こうよ』 竜に話し掛けられるまで、完全にトリップしちゃってた。 本当に偶然の巡り合わせとは言え、芸能人と知り合いになって明日は一緒に飯まで食うんだぜ! …やっぱサインとか貰っといた方がいいんかな? 竜『……どしたの?行かないの?』 まだ動かないでいた俺を訝しがりながら竜が覗き込んできた。 隼『ごめん、行こっ』 竜の手をつかんで歩きだした。 いつもなら振りほどかれるはずの手がそのままだったのにもびっくりだったけど、ふと見た竜の顔が真っ赤だったのもびっくりだった 手繋ぐなんていつものコトじゃん! 竜ちゃん…何で今日そんなかわいいんですか? 襲っちゃいますよ? 隼『竜ちゃん、どしたの?顔…真っ赤っかだよん』 竜『うっさいな。今日何か気分いいから自分に素直になってみようと思っただけ…やっぱやめる!』 ブンブンと暴れながら手を解かれた💧 え~ん。余計な事言わなきゃ良かったよ…。 隼『りゅ~ちゃん。ごめんなぱい。だからまた手繋ごうよぉ』 完全シカトでした。 この後はご機嫌取りに頑張りましたよ。 明日行かないなんて言われたら大変だからね。
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