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コンコンッ
窓を叩かれたから少しだけ開けて顔を見せた。
少し濃いスモークを貼ってるから、中が確認出来なかったんだろう。
亀『お疲れ!後ろ乗って?』
隼人に声を掛けて乗車を促した。
いよいよクローンとご対面だぞ!仁
仁の反応を見ようと思ってたのに、一番最初のリアクションを見逃してしまった…。
ドアが開いて乗ってきた人に俺も驚いてしまったから
隼人に促されて先に乗り込んで来た人は俺に瓜二つだった。
続いて乗り込んできた隼人も仁を見て目を丸くしていた。
もちろん何も知らない2人は目の前の出来事にうまく反応できないでいて、妙な空気が車内を包んでいた。
隼『わざわざ迎えありがとな。亀梨』
静寂を破ったのは隼人だった。
それを聞いて俺も戻れた。
亀『いいよ。休みだったし。あっ、隼人、こいつが仁。赤西仁』
やっと仁の顔を見れて、隼人に紹介した。
信じられないといった様な顔でポカンと口を開けたまま隼人をガン見してた。
俺は自分が驚いた事なんか忘れてて、アホづらしてる仁を見て笑いを堪えるのに必死だった。
俺も同じような顔してたはずだよな。
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