~第1章 傷付いた鍵盤~

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  「・・・ば。・・・若葉!!」 ビクッ。 いつの間にか家に着いていた。 目をギュッと閉じた。 「聞いているの!?若葉!!」 ビクッ! いつもの優しい口調ではない。 「・・・は、はぃ。」 私は小さくだが、しっかりと返事をした。 ・・・さもなければまたやられてしまうからだ。 「・・・わかってるでしょうね。」 「は・・・い。」 私はある一室に向かう。  
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