出会い、そして事実

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俺はますます憂鬱になり、とぼとぼと学校へと向かっていった。 俺が学校に着いた時間は9時40分、入学式開始から40分遅れたようだ。 急いで体育館に向かったが、体育館にはすでに生徒はおらず、保護者の方々だけが残っていて、先生達が説明会みたいなのを開いていた。 俺はすぐに体育館を去り、自分の教室へと向かった。 俺のクラスは6クラスある中、1ー2で、教室は3階にある。 なんで知ってるかって? そこに書いてあったからさ。 ……はい、虚しいだけですね…… 俺は3階に上がり、1ー2へと足を運んだ。 そこである疑問が沸いてきた。 普通、入学式で入学って許可されるよな?でも俺は入学式に出ていない…… いや待て待て考え過ぎだ。 そんなんで入学できないってどんだけ厳しいんだ?じゃあ入学式に風邪引いたら終わりじゃん。 俺は自分に納得がいく結果を出して、勢いよく教室のドアを開けた。 「遅れてすみません!」  
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