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そして私は会計をすませて美容院を出た。
店を出て硝子に映る自分を見ると
顔がにやける。
そして満足しながら歩き出そうとしたら、
「お客様!!」
後ろから声が聞こえてきた。
お客様??
・・・・・・私??
ってんなわけないか。
さっきのイケメン美容師に声が似てる気がしたけど
私は気にせず歩きだした。
すると後ろから急に手を引っ張られる。
「…なっ、何で逃げるんですか…ハァ‥ハァ・」
振り向くとさっきの美容師。
「あ、えっ!私を‥呼んでたんですか?!」
「…貴女以外いません(汗)」
私は手を引っ張られ
イケメン美容師にもたれ掛かってしまう形に。
「…………すっすいません!!
すぐどきますっ」
………ん?
店員サンの手が
・・・・・・・・・腰に・・・??!!
「ちょっ…なっ、何するんですか!!?」
「そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ。
はい!できました!」
…へ?
腰を見ると、スカートを2、3回折ってある。
「スカート、短い方が可愛いです。」
「……あ‥ありがとうございます…。」
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