プロローグ

3/9
前へ
/293ページ
次へ
-1時間前-午後7時頃 「はぁ……うまかった。ごちそうさまでした」 僕はそう目の前に居る男子に呟いた。 「いえいえ、自分がほめられる事なんか何もないっすよ!錬樹さん!」 とりあえず、紹介しておくけど目の前に居るのは僕の家に居候している 紫電 雷斗(シデンライト)くんだ。 見た目は金髪に黒眼でイケメンだ。 ただ…… どっからどう見ても不良だ。 まぁ、実際そうなんだけどね。 僕は不良じゃないよ? ちなみに僕の両親は僕が8歳ぐらいの時に他界している。家族は姉が1人いるけどほとんど家にはいないんだ。だから、この家には僕と雷斗くんで暮らしている。 BLとかじゃないよ?この小説は暖かいギャグファンタジーなんだから! まぁそれはさておき ご飯食べたし明日にそなえてだらだらしますか。 「雷斗くん茶碗洗いよろしく!」 「任せて下さい!」 茶碗洗いは雷斗くんに任せて僕はテレビの前にあるソファーに座りぼんやりとテレビを見つめる。 はぁ……こんなだらだらニート生活も今日までか…… 実は明日、高校の入学式なんだ! 明日から僕も高校生か…… あっ、雷斗くんもね。
/293ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1026人が本棚に入れています
本棚に追加