プロローグ

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そう、この後のこの話が僕を混乱させていた… 『はぁ…まぁ、いいや。 それで、俺は明日のお前の入学式には行けないからな?』 どうでもいいけど錬姉の一人称は俺だ。 「? わかってるけど?」 『いや、まぁそれはいいんだ。 ところでお前……』 錬姉が少しの間をあける。 ゴクリと、僕も唾を呑み込む。いったい、どれだけシリアスな話をされるんだろうか? 僕は少し不安になりながら錬姉の言葉を待った。 『……お前…………………… 彼女出来たか?』  
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