プロローグ

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「はい?」 思わず口に出してしまう。 『だから彼女出来たか?』 「いないよ……」 自分で言ってて悲しくなるわ! 『そうか そうか。いやぁ実は明日、お前のかなり重要な秘密を知ってる女の子がお前の高校に入るんだよ。』 「重要な秘密ってなんだよ。僕そんな話聞いた事無いんだけど…」 『かなり重要だからしっかりその女の子に聞くように!』 「…まぁいいや。それと僕に彼女がいるかどうかなんて関係ないじゃん?」 僕は当たり前の疑問を錬姉にぶつけた。 でもそこは錬姉だまともな答えは返ってこないだろーな。 『だってお前彼女いないんだろ?』 「悲しくなるからその質問禁止!!」 止めてよ精神的に弟を追い詰めるの… 『その女の子めちゃくちゃ可愛いんだよ。だから…』 「だから?」 『そのまま、彼女にして帰ってヤればいいだろ?』 「ヨクネェーヨ!!」
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