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そう全ては今から6年前の今日GW明けの7日に始まった……
私とお母さんは看護婦さんに小児病棟案内された………
今でもはっきり覚えてるあれは個室の106号室……
個室といっても2人部屋……
外来で見てくれた先生が病室に入ってきた……
『じゃ今から点滴うつからね。利き手どっち?』
『右』と言うとしたけど声が出ないからしたなく右腕を軽く上げた……
『じゃ左手に点滴うとうか』
私は注射は嫌いだけど、点滴位で楽になるならいいやと思った……風邪のせいで感覚がおかしくなっていたのか、全く痛みは感じなかった……
その後先生が私の足のアザを見つけた……
『これどっかでぶつけたりした?』
声が出ないから首を横に振った……
『押しても痛くない?』
と聞くから今度は首を縦に振った……
何でアザ位で気にするんだろう?と疑問に思った……
そのせいで余計にこれは本当に検査入院なのかと疑問は深まった……
その後お母さんは書類を書くために部屋から出ていってしまった……
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