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それからあたしはどんどん優斗くんにはまっていった
朝も昼も夜も優斗くんのことを考えていた
1年の集団が通るときは、必死で優斗くんの後ろ姿を探した
そんな生活が続き、いつの間にか秋になった。
もうすぐ…
もうすぐあたしは卒業してしまう
優斗くんに会えなくなる
「今は勉強以外の事は忘れろ。勉強は今しかできないぞ。他の事は大学なり就職先なり通ってから考えろ」
今しかできないんだよ
卒業してからじゃ遅いんだ
あの人がいないと意味ないんだよ
今すぐにでも、伝えられたらな…
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