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「あたしも恋したーい!」
「ちょっと!声!」
由芽の大声に、練習していた優斗くんが振り向いた
目が合う
すぐにそらしてしまったけど、
呼吸が止まって
胸が熱くなった
「何?奈奈~顔赤い!」
「うるさいなあ、由芽が大声出すからじゃん!」
「あの1年のこと、好きなんだ?」
好き
「普通だよ!ただかわいいって」
「嘘。顔赤い」
私は反射的に顔を手で覆った
「うるさいなあ」
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