学園の王子

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紅「ところでさ~」 梓凜美佳暁人絢芽「ん?」 紅「ハモったし(笑)そういえば、王子っていつ帰って来るの?」 紅は、暁人を殴っている(←)絢芽に聞いた 暁人「紅ちゃんッ!!!あんな奴に興味持ったらダメッ!!!アイツはただの〝ね《きゃああああああっ!!!》……リ」 女子の黄色い声が周りに響いた。チラッとドアの方をみると、凄く顔が整った男子がいた 王子ってこの人か? 暁人「ゲッ…;;危なかった、…俊也ぁ!!」 暁人は意を消したように 王子の名前を呼んだ って、友達??! 俊也「暁人さん、ただいま、お元気でした?」 暁人「お、おうッ!!おかえり」 俊也「そうですか。なら良かったです。あ、凜さんこんにちは。ニコッ」 凜も知り合いなの? 凜「あ、俊也おかえりー」 俊也「ただいま。相変わらずお綺麗ですね、おや?そちらは…?」 俊也さんは、あたしの方を見た 凜「あぁ、一週間前に来た転入生、梓だよ今じゃあ、あたし等の親友だよ」 凜はニコッと笑ってあたしを見た あたしは嬉しくて笑い返した まだ、たった一週間くらいなのに親友なんて言ってくれて嬉しかった 俊也「…そうなんですかッ、僕は、凜と幼なじみの、大原俊也です、宜しくお願いしますね。えーと…」 梓「梓だよ。間宮梓よろしくっ!!」 俊也「ありがとうございます。間宮さん、ニコッ」 優しそうな人だな…… やっぱり人気あるだけあるな 「ヤバいッ///格好いい」 「梓羨ましいッ!!///」 「ホントッ!!」 って聞こえる声と 「転入そうそう、俊也様に話し掛けるなんて何て図々しい」 「生意気ね…」 「俊也様困ってるの聞こえないのかしらぁ」 って嫌み 怖ッ… 美佳「梓?大丈夫?気にしちゃあダメだよ?」 美佳も聞こえていたらしく 顔を覗かせてきた 梓「ん?大丈夫大丈夫っ!!」 こんな甘い考えが後に響く何てあたしは思ってもみなかった それから、あたし達は放課後に遊びに行った てか、暁人は〝ね〟何を言いたかったんだろう
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