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「はい、終了」  見えない手によって俺の言葉は遮られた。 「答えろよ! 願いを叶えてくれるんじゃなかったのか!?」 「願いを叶える? そんな事言ったっけ?」  疑問符が頭によぎる。 「ちゃ、ん、と、聞いてあげたじゃない」  天使――いや、悪魔の微笑みがそこにはあった。
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