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酒が無くなった だから まとめ買いでもしようと 酒屋でふらふらしてた 「あぁ・・・もぅこんな時間か・・・」 あのガキが来る時間だな 帰るか キャー 路地から悲鳴が聞こえた 行っみたらやっぱりAKUMA だが結構な数がいた まぁ数いたってたいしたことではない 適当に撃ってたらみんな死んだ 「ったく――」 さて帰るかと振り向いた先に あいつがいた 続いてAKUMA 全力で走った 走らなくても間に合う距離だ でも心臓の鼓動の早さは異常で 早く早くと自分をおだてた AKUMAとガキを確認したらすぐに撃った ぼすっ ガキが抱き着いてきた 「し・・・しょ・・・」 小さな体が震えている 今までにないほどの罪悪感だった気がした ちいさな体が愛おしくて いなくならないでくれと 自分を必要としていて いたたまれなくなった 感情のままに動いたことがなかったから かなりぎこちなかったと思うが 抱きしめてやった 胸が熱くてたまらなかった
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