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「・・・・ねるぞ」
「はい」
師匠はベットに横になった
自分も隣のベットで横になり、
毛布を頭までかぶった
カチッ カチッ カチッ
時計の音が耳障りだ
目の前は布団で真っ暗
真っ暗だけど、
そこに今日の映像が鮮明に映し出されている
AKUMAに追い詰められた時、
身動きすら出来なくなった
弱いんだ・・・・
改めて自分がまだ子供であることを確信した
悔しい
でもやっぱり本心には勝てなくて
一人が怖かった
もそっとベットから抜け出し
ひんやりした床に裸足の足をつく
2、3歩あるいて
師匠の大きい体を上から見下ろした
だんだん心臓が早くなっていくのがわかる
なんでだろう
師匠に触りたくて、
師匠に触れたくて、
師匠にまた抱きしめられたくて、
あの安心感が愛おしくて堪らない
そっと師匠のベットに手を着いた
布団越しに感じる体温
「し・・・・しょ・・ぉ・・・」
寝ちゃったのかな?
「 ししょぉ 」
返事がない
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