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「な?!なななな…?!!」
リキは大きな揺れのせいでよたよたと足のバランスをくずし、あわてて被っている帽子に乗っているナチを押さえた。
「大丈夫ですか?!」
『ポボォ…』
揺れで砂が崩れだし、足元から紫の地面が薄く見えた。
「紫!!?」
どうやら砂の下にポケモンがいるようだ。
「なるほど…ッ!揺れからして相当の大きさのようです。ナチ!!」
『ポ?』
「しっかり掴まって下さい!すぐにここから離れます!!」
ナチが慌てて帽子にしがみついた事を確認すると、リキは急いでその場から逃げようとしたその時
『グギャァアァァ!!』
真下にいたポケモンが姿を現し、リキ達を垂直に投げ飛ばした。
「ぅひゃあぁあぁぁ!!」
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