それでもあなたといる私

おせっかい

絶好調。幸せ過ぎて、やばいぐらい。だけど、ずっとうまくいくはずなんてなかった。ノブは、学校にあんまり来なくなった。毎日毎晩、遊んで、遊んで、遊んで。寝ることも、食べることも忘れたみたいにひたすら。だけど私は、進路で悩んだりしてた。遊んでばっかりじゃ、生きてけない。ノブはそんな私がつまらないって言った。私は、ノブがおかしいって言った。｢学校行こうよ。｣おばさんみたいな事を言うようになって、ノブは電話に出たがらなくなった。どんどん、二人の距離が空いてく。寂しくても、ケータイはならない。一緒にいたって、なぜか切ない。 終わりを探して、二人でゆっくりと歩いてるみたいだ。こんなに今も好きなのに。 嫌だって一言が出てこない。ノブもなにも言わない。そんなズルいノブも大好きなのに。