年下なのに

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嘘ツキのリュウくんとのサヨナラ。涙は枯れて私は、懲りず恋をした。女は卑怯なもので、好きと言ってきた男は愛しく思えたりする。 体育祭の打ち上げ、「好きです。」真っ直ぐ私を見て言ってくれた、年下のノブ。 年下なのにね、私はたくさんの弱い自分をノブに教わった。 ノブのその一言で、私は愛するを知った。 どれだけ難しいかも、素晴らしいかも。 そして、愛されていることがどんなに幸せかも。
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