日常

2/6
前へ
/375ページ
次へ
目覚ましが鳴るより早く 目がさめてしまう程蒸し暑い。 そんな季節にさしかかった7月初旬。 矢口 千尋(18)は 陽射しを遮るように手を額に当て登校している。 千尋「暑いな~・・」 千尋は特に可愛い訳でもなく、いわば中の上。 色白で、髪の毛は胸にかかるくらいの流さをお団子にまとめている。 さしたる特徴はないが、性格の良さからか不思議と人を寄せつけモテていた。
/375ページ

最初のコメントを投稿しよう!

265人が本棚に入れています
本棚に追加