友情

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「う~ん…。ぼくらの場合、おもちゃオンリーだからわからないなぁ。」 おもちゃオンリーというのもすごい話だが。 「だから、ぼくはわかんないよ。」 興味を無くしたかのように、そっぽを向く御厨谷。 唯一の理解者だった御厨谷を失い、放課の度に悩む一宮。 (一応進路に関わるため授業はきちんと受ける。) そんな一宮を横目で見ながら、御厨谷は(重症だな、こりゃ。)と思った。 「仕方ない、手伝ってやるか。」
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