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あれからしばらく、一宮と幸野はお互いにエッチできるように尽力を尽くしたが、一向に治る気配はなかった。
さすがに一宮も限界が近づいてきたのでイライラして、つい怒鳴ってしまった。
「なんでまだ治ってないんだ?!俺だって幸野の為に尽力を尽くしてるっていうのに!」
いきなり言われてびっくりしたとはいえ、同じようにイライラしていた幸野は言い返す。
「俺だって尽くしてます!尽力尽くすって言ったって、一宮さんはただ俺を恥ずかしがらせてただけじゃないですか!!
あれらに何の意味があったんですか!?」
もっともな意見を言われた一宮は、
「あぁそうさ!俺だってミクリに言われなければあんな恥ずかしい事するわけないだろ!!
『きつくあたった処から治していかないと。』って!!」
…逆ギレですか。
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