未定

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ぶーたれながら机に突っ伏すと、目の前には七三分け眼鏡……ジェイドの顔 俺があからさまにつまらなそうにしていたのか、ジェイドはふっと笑い、その眼鏡を光らせた 「ですからあれ程行けばいいと言ったのに、相変わらずワガママですねぇ」 「だって!」 言い返そうとしたものの、そこから先は言わない つーか、言えない 俺が黙ったら、ジェイドの笑みは一層深くなった 「『だって』……何ですか?」 ニヤニヤと聞きやがってこのオッサンめ… 嫌ーな笑顔としばらくにらめっこをしていると、突然ドアが開いた
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