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｢そ、それとさ…もう一個聞いていいか？｣
｢いいよ、なにー？｣
｢なぜ…俺の家？｣
理解できていないのか、テンパって意味が分からない言い方をしてしまったのか…。
亜希の顔にはわかりやすいようなクエスチョンマークが浮かんでいるように見えた。
｢あー…なんで亜希は俺の家に来たんだ？｣
｢え、なんとなくだよ？…正確に言うと着いてきたんだよー？｣
にっこりと微笑みながら機嫌の良さそうに、そう答える。
え、着いてきたって、いつからこの子は俺に着いてきてるの？ただでさえ怖いのに尚更怖いんだけど…
怯えた俺の顔を見て何かを察したのか、続けて亜希は静かに話す。
｢私が着いてきたのはついさっきだよー？えっとね、君がどっかの建物から出たときかな？その時に後ろから着いていってたの｣
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