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――こんばんは、みつねやで。
今は睦月はんに洋服を借りて、着てみたんやけど……どうも睦月はん、渡す洋服のサイズを間違えたらしい。
シャツが相当大きい。
睦月はんが間違うて買ったのか分からんけど、明らかに睦月はんの背丈にも合っとらん。
せやから、ウチには更に大きいんよ……シャツだけでギリギリ行けるんちゃうかな？
と、言うわけでシャツだけでええわ。ズボンも大きくてずり落ちてしまうわ。
……でも、このズボンは睦月はんも穿けるサイズや……
これに足を通すなど恐れ多くて無理と言うものや。
それにウチ今、下着着けとらんのよ…わざわざシャツを捲らへん限りは、見えへんからええんやけど……ズボンを穿くとなると…
その…大事な所が擦れてしまうんよ…ちゃう！ちゃうよ!?別に望んでなんかあらへんからな!?
そこんとこ勘違いされたらあかんっ!!
う…とにかく！シャツ一枚を着たウチは、睦月はんの待つリビングへと戻った。
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