狩りその3 -ラオシャンロン-

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「姉ちゃん!ラオ行こう、 ラオ!ラオラオラオ!」 ラオ=ラオシャンロン 弟も、あのデカいものを1人で狩るのは嫌な様です。 1人で狩れるくせに。 というか、今日はなんだか弟が壊れている… 首を横にびよびよ振っている。なんだあれ。 …こんな唐突に老山龍に挑みたがるのはやっぱり理由があった。 『老山龍の天鱗』 これを求めてるそうです。 で、私はなんだか知らないけれどモンハンの世界では強運。 それでついてこいという。 ハッキリ言って老山龍は面倒臭い。デカいし画面見にくいし、何より時間が長い。 弟は頑張ってる私に「馬鹿」と言ってくるしな! その場は断ったものの、後日またやってきて手伝えという。 「友達と何度もやったが出ない」んだそうで。 「天鱗天鱗天鱗天鱗!」 喧しいし、しつこいので仕方なくついて行きました。
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