プロローグ

3/3
前へ
/42ページ
次へ
「あの伝説の話ですかな?」 「うん、バルトは信じてる?」 そう質問され、バルトという男は困ったというような表情を見せた。 「伝説とはいえあくまでもお伽話ですからな。夢が無いとは思いますが」 「そうだよね……でも私は信じてるの。この世界を救ってくれる異世界からの旅人、イノセントブレイヴァーがいるということを」 そう言った少女は、再び蒼天の月に視線を戻した。
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

57人が本棚に入れています
本棚に追加