~某日・豪雨~

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意識を魔方陣の中心へ そして自分の魔素をゆっくりと詠唱に乗せる 「…我、汝の力を求めるもの… 招き入れるもの… この声に応えるものよ。異世界の境界を飛び越えよ」 (………おいで……私の召喚獣……) 緩やかに魔方陣の線が光り始める それはやがて目が眩むほどに強くなり、少女はそれに耐えきれず目を瞑った その刹那 轟音と共に魔方陣の中心に一発の雷が落ちた
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