パニック

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パニック状態だった私は すぐに我に返り “落ち着け…  落ち着け…“ と今にも錯乱しそうな 自分の気持ちを 私は自分の置かれている状況を考えた。 “おじいちゃんは その時中国に旅行中だし 母親はきっと 弟が亡くなったことを話したら 錯乱状態になる 私がしっかりしなきゃ“ 自分に言い聞かせた。 私はすぐに 身内や誰か頼りになる人に慌てて連絡をし 助けを求めた。 その後、母親からの電話。 私は母親に朝からの ことを話した。 おばあちゃんに 起こされ言われたこと 警察から電話が あったこと。 そして… 弟が 事件に巻き込まれ 亡くなったらしいこと… 電話の向こうで母は パニックになっていた。 母親に大至急 交番にきてと言い電話を切り 私も慌てて交番へと向かった。
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