~One Side Eyes~

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「後、お前は部隊を異動になった」 「・・・なに?」 「ワシとしては、お前に居てほしかったんだが どうやら南部の状況が芳しくなくてな 前線を保つのがやっとらしい そこでお前に戦況を変えてほしいらしい」 今度は俺がため息をついた 「ずいぶんな話だな 俺は徴兵士官だぞ? 来月には俺自身の徴兵期間も終わる そんな戦地に異動になれば、3ヶ月は戦わされる」 「もちろん金は出させる 徴兵期間の事は知らなかったな 期間は延長させるだろうが、延長1日につき給金の補償も取り計らっておく」 俺はどこまで守銭奴に見られているんだろうか? 「たく、分かったよ 異動すりゃいいんだろ? シュナイダー中将」 「出ていく時ぐらい正式な挨拶をせんか馬鹿もん」 「・・・ ソル・フリークス少佐 異動拝命しました これより南部の前線基地に異動します」 「行ってこい、『隻眼の死神』」 「・・・その名前で呼ぶな『斬り裂き魔』」
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