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アレはいつだったかな
学生時代
俺は、誰かに夢について聞かれた事があった
ありふれた会話だ
聞いてきたのは女だったか
男では無い事だけは確かだ
俺の周りは平和ボケした奴らが沢山居た
たまに頭の中に花畑でも突っ込んでるような奴も居た
まぁ、過去の出来事だ
真紅の髪をした女
俺に微笑みかけてきた奴の顔は、もう思い出す事も出来ないが
俺には要らない物だと思った
だってそうだろ?
魔法世界で魔力が無いに等しい餓鬼がこれからどう生きるかを考えてる最中だったんだ
他の事に目を向ける程の余裕などない
ましてや、こんな時代になるなど、予想も出来なかった
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