第1章

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コイツと言いながら柊は扉の方を指さした。 柊「おぃ!!奏斗!!」 柊に呼ばれるとやさしそうな少年が入ってきた。 奏斗「失礼します。」 柊「奏斗!秋緋[コイツ]の質問に答えながら学校案内してやれ!!」 奏斗「はい。」 奏斗と呼ばれる少年はニコリと笑い秋緋のそばにやってきた。 奏斗「でわ。行きましょうか!」 秋緋「え、あ…ちょ。」 奏斗は秋緋の手をつかみ歩きだした。 奏斗「でわ。柊様。失礼します。」 そして、綺麗にお辞儀をし生徒会室をあとにした。 翼「つまんなそうやねぇ~。ひぃたん」 柊「そうか?」 翼「本当は自分で案内したかったんとちゃう?」 柊「なんで俺が…」 翼「あの子なんやろ…………好きな…子。」 柊「っ////////」 翼「ひぃたんの知り合いなんやろ??……でも…あの様子じゃむこうはひぃたんの事、知らんようにみえるんやけどなぁ~」 柊「忘れてんだろ…遊んだのなんて、もぅ十年以上のまえのことだからな…」 。
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