始まりそして演劇部

8/30
前へ
/52ページ
次へ
  そして真弥先生はスゥっと息を吸い込むと再び喋りだした。 「さぁ今宵も…  己 を 解 き 放 て ! 」 出たよ真弥先生の口癖www あれは真弥先生が一日一回は言っているであろう謎の口癖だ。 まぁいつものことなのでクラスのみんなはクスクスと笑いながら「ハーイ!」と返事をしている。 え~かなり紹介が遅れてしまったが、この方が俺のクラスの担任である佐藤 真弥(サトウ マヤ)先生である。 スタイル抜群の美女。 更に気さくな性格で男女問わずに生徒たちに人気がある。 いやはや、真弥先生はいつもこうなんだよな… 陽気というかハイテンションというか… ぼんやりと真弥先生のことを考える俺。 「こら~?シュウちゃん、先生の話を聞いてる?」 いつの間にかに俺の目の前には真弥先生が立っていた。 ッチ、油断したぜ。 「聞いてますよ。てか、そのちゃん付けやめて下さい!」 「何言ってんの~?可愛い可愛い生徒諸君はみんなちゃん付けでいいのよ」 なんだその理由は!?w
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加