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「まさかお前が日向井に興味あるとはな…」
「ん?涼って詩織さんのこと知ってるの?」
「知ってるも何も学年のトップクラス美少女を知らない方がおかしいだろ」
おーおー、普段の涼からは想像もできない単語が飛び交っているぞw
「え?そうなん?」
涼は呆れた様子で俺を見ている。
「はぁ~全くお前は…」
「し、仕方ないだろっ!俺、人の顔と名前覚えるの苦手なんだよ」
「いや、それ以前の問題だろw
まぁいい、ともかくお前が今朝一緒に歩いていた女の子は男子達にはかなりの人気があるんだよ!」
「なるほどね~」
あの子そんなにモテるんだ…まぁ確かにスゲー可愛いかったもんな
「まったく、呆れて物も言えないな…」
「わ、悪かったな」
「数多くの男子達が虎視眈々と日向井を狙ってるんだ。興味がないのならあまり近づかない方がいいぞ」
いやいや、俺だって近づきたくて近づいた訳ではない。
あれは偶然というものであり、詩織さんと出会ってしまったのだってバスが狭かったせいだ、俺のせいではない。
「へいへい、わーったよ」
俺はそう言うと寝る為の準備をする。
「まったく…今から授業だというのに…w」
授業中に居眠りは俺とって日常茶飯事である。
ではグッナイー!
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