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いつもと同じように学校へ行き、授業を受け、そして帰る時間になれば真っ直ぐに我が家へと帰る。
休日には話しの合う連中と遊び、外に出ていつもとは違う景色を見る。
まぁ端から見れば普通の学園生活だろう。
俺は想う…。
このありふれた日常こそが全てなのだと。
特別、何か大きな変化を求めている訳ではない。
非日常なんてものはいらない。
この平和な日常が俺にとって全て…
これが俺の住む世界………
だった。
なぜか過去形なのにはちゃんと理由がある。
ある日を境に俺の平凡な日々は終焉を迎えてしまったのだ…。
平凡ではあったがそれなりに楽しい生活を送っていた俺の身に何が?
ではその原因を知る為に俺と、ある人物との出会いからこの物語をみていこう…。
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