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よし、ボタンをプッシュしよう→俺がプッシュする瞬間に誰かが先にプッシュ→バスにアイツしくったな感が漂うw
俺はなんか猛烈に恥ずかしかったので、バスが停車すると、すぐにバスを降りて外の空気を吸う。
あぁ…外の空気がウマイ…
そんなことを思いながら学校へ向かおうとする俺を呼び止める声が。
「あの~」
俺が振り返るとそこにはさっきの女子高生が立っていた。
ま…まさか…
俺の脳裏には嫌な考えしか思い浮かばない。
もしかして俺やっちまった?www
いやいやそんなはずはない!
だって両手は吊り革を掴んでいたし、あの状態なら何も出来ないだろ、うん。
俺は自分にそう言い聞かせると恐る恐る女の子に話しかける。
「な…なんでしょうか?」
「これ、忘れてますよ♪」
女の子はそう言うと手に持っている俺の学生鞄を差し出す。
「あ!忘れてた!わざわざすいません…」
やれやれ…恥ずかしくて急いでバスを出たからな。
「いえいえ~。今度からは気をつけてくださいね」
そう言ってニッコリ笑う女の子。
な…なんていい子なんだ…!
いまどき珍しいぞこんなにいい子は!
それによく見たらかなりの美少女ではないか!
しかも髪型がポニーテール!!
ポニーテール、略してポニテ。
俺はポニテの女の子が大好きだ!
って、何を暴走してるんだ俺w
ちゃんとポニテの美少女にお礼を言わないと…
「ありがとうございました…以後気をつけます!」
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