始まりそして演劇部

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  「それじゃあ教室までご一緒しませんか?」 「あぁいいで…うぃ?教室まで?」 「はい。私たち同じクラスじゃないですか~森岡 秀一郎さん♪」 そう言うと女の子は歩きだす。 つられて俺も歩く。 なんと!こんな美少女が同じクラスだと!? 「あれそうなの?w 俺、もうこの高校に入学してから一ヶ月経つのに君のこと知らなかったwww」 ちなみにオラは高校一年生どす。 「まぁ話したことないですしね~仕方ないですよ」 失礼ではあるがそろそろ名前も知らないまま話すには限界がある。 「あーえっと…お名前は?」 俺がそう尋ねると女の子は… 「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!!」 と叫んだwww ん?仮面ライダー? 性は仮面で、名はライダー? っんな訳あるか!ww つまりあれだよな、ライダーキック!とかいうバッター野郎のことだよな。 へー最近じゃあ女の子も仮面ライダーに変身するんだー?スゲーなwww 正直、呆気にとられてますよ、俺… こんな時どうすればいいのか、わからないの… 「そ、そうか…とりあえず覚えておくよww」 「やだな~。アメリカンジョークですよ~本気にしないでくださいね?」 笑顔でそう言う女の子… アメリカンってとこが重要なんですね、わかります。
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