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ケース③
40代女性。
一度みたら忘れない、とても体格のいい方だった。
この方は、少し②に似ている部分がある。
特に症状がない時も、自分でないとわかっていても来たくなる時があるらしい。
「注射射って欲しいんですけど。」
彼女は、この繰り返しにより中毒に近い症状がみられることが出てきた。
そのため、できるだけ注射はしない方針となっていた。
その日は、息苦しい感じがすると救急車で来院された彼女。
スタスタ歩き、息も荒れていない彼女を診た医師の診断は問題なし。
話をした後、会計待ちのために待ち合い室で待っていた。
周りには、患者さんなのか面会時間待ちの方なのか数人がいた。
待ち合い室の様子は、ナースステーション内に映る。
ちょうど、診察した医師と看護師が映像を見ていた時、③さんが椅子から床に倒れた。
というより寝転んだと言った方がいいのだが…。
周りの人たちは人が倒れたと言いややパニック状態。
看護師が③のもとへ行き声をかけるが返事なし。
「早く連れてけよ!看護師は何やってんだよ!!」
とヤジがとぶ。。
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