切れた糸
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「はーあ」 携帯を開いては閉じ、溜め息をつく悠里。パソコンのメールを確認しても、仕事がらみのものしか出てこない。 リビングの大きなテレビの横には、動物園で愛子と撮った写真が飾られている。 その写真に写る笑顔が、今の悠里からは消えていた。 「つまんないな」 また一人ぼっちになってしまった不安が、悠里を襲っていた。 愛子に出会う前には、当たり前の孤独だったのに……。
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