環境が人格に与える影響

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環境は関係ない。自分次第だという言葉をよく耳にする。 果たしてそうだろうか? 環境こそ最も重要な要素であると思う。 そもそもその自分次第の人格を作るのは環境なのだ 人格はもともとあるものではない あとから作られるものなのだ 一般的に人格に最も影響を与える場は家庭である だから家庭環境に重大な瑕疵があれば、その後学校などで習得することになる徳や良心をわずかに備えることができても、最早、まともな選択ができない人間にもなり得る 自分で自分を変えていこうという選択すらできないのである もっとも、瑕疵ある家庭環境から受けた影響を上回るだけの良質な影響(たとえば友人や先生)を外部から受けることができれば別である しかしそれは必ずしも保障されるものではないため やはりまともな家庭環境が築けない者は子供を作るべきではないのである まともでない環境からまともな人間が作られることは難しい
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