現実

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   「着きました。」  俺らが返事をする前に  スタッフは社長室ではない部屋のドアをノックしてドアを開ける。    「有岡。」    「あ、こんにちは~。」    目の前に有岡がいた。  俺と光にだけ用事が  あると思っていたから  正直びっくりした。    「おっ伊野ちゃんもいるじゃ~ん♪」    光はスタッフの前をするんと抜けて伊野尾の場所へと向かった。    J.J.?いや、違う。  なんで山田や知念、あと..  誰だあれ?  有岡、高木、伊野尾、光、裕翔、山田、知念、森本...  よくわからない。    「スタッフさん、何でマネージャーじゃない方が僕たちをよんだの?」    裕翔もスタッフに連れてこられたのか。  期間限定ユニットか?  でもHey!Say!7に続いて?    「スタッフさん、この集まりは何?」    「ごめんね。よく聞いていないんだ。」    光はのんきに伊野尾と絡んでいる。  とりあえず光のいる場所に向かった。    「YOU達待たせてごめんね~♪」    ここにいる俺たち、スタッフが黙った。    「そんな固くならないで~っ実はね~君達のためにつくったんだよ~♪」    「何をつくったんですか♪?」  裕翔が尋ねる。    なんか、わからないけど、これ以上聞きたくない。    この時もう俺は感づいていたんじゃないかな。  「YOU達は今日からHey!Say!JUMPだ。」    「Hey!Say!7からJUMPに名前が変わるんですか~?」    裕翔。それ以上きかないで。    「違うよ~YOU達はHey!Say!JUMPとしてデビューしちゃうんだよ♪」    ....  裕翔が黙った。  
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