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「お前達のせいじゃねーよ。」
高木が下を向いて山田達に言った。
沈黙が続く。
ふと思った。
Ya-Ya-yahは?
光はぽろぽろと涙をこぼしている。
翔央は、太陽は?
J.J.は?
「あの...」
あ、よくわかんない奴が話し出した。
「あ、俺岡本圭人っていいます...なんか状況が掴めなくてすみません...」
「あ、大丈夫だよ。...岡本!?」 「あ、はい。」
なるほどね。
複雑だな。
ガタッ
「ごめ、ちょっと気分悪いからここ出るね。」
有岡が椅子をずらしてドアによろよろと歩いて行く。
「大ちゃん、俺も行くよ。」
「あ、伊野ちゃんありがと、」
パタンッ
有岡と伊野尾がいなくなった。
「俺もちょっと消えるわ」
「僕もちょっと考えたいことがあるからいったん抜けるね。」
高木と裕翔が抜けていった。
「僕たちも屋上いこっか。」
山田達がいなくなっていく。
「...やぶ」
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