第1章【プロローグ】

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一体何を聞くかと思えば・・・ 「もちろん知ってますよ。物心付いた子から僕ぐらいの年齢までの人たちが通う学び屋のことですよね?」 ちなみに僕は16歳である。現代だと高校2年ぐらいだろうか。 「よくわからないけど多分それのことね。近々この幻想郷にその学校というのが作られることになったの。人間から妖怪・・・あらゆる種族が通うことが出来る学校をね」 妖怪が通う学校か・・・少し興味が沸くな。 「それでその学校とやらに入りたいという人が全員女性なの。それだと何か物足りないわよね・・・」 言いたいことが大体わかった気がする・・・よし! 「というわけであなたにもその学校とやらに行ってほs」 「是非入らせてください!」 妖怪が入る学校というのに興味が沸き、しかも年頃の僕に取ってはその女性しかいない学校というのはまさに天国そのものだった。だけど男が一人もいない+妖怪がいるというのはちょっと怖いけど・・・ 「あら?予想外の返事ね。じゃあちょっと来てくれるかしら?」 そう言った途端また僕の足元にスキマが現れ、どこかわからない所へ落ちていくのだった・・・
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