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紫さんのスキマに引き込まれて数秒後、どこかの里に連れて来られた。
着いた場所は至って普通の里・・・だろうか。周りにはあちこち人がいて、何事かいう目でこちらを見ている。正面には何やら結構大きな建物が建っている。
「ここは人間の里。その名の通り多くの人間が住んでるところよ。そしてここがその学校こと幻想郷学園よ」
紫さんが先ほど見た大きな建物を面倒くさそうに指差しながら言った。確かにごく普通の学校って感じがする。
「後私はここの一番偉い身分をすることになってるわ」
「つまり学園長・・・ってことですか?」
「そういうところね。さっきも言ったけど生徒は男性はあなた一人。それ以外は皆女性よ」
本当に男はいないのか・・・
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