第2章【人間二人との出会い】

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スキマで落とされて3回目。 辿り着いた場所は・・・どうやら神社のようだ。 スキマで流されてる時、幼い女の子のような声で「あたいのページね!」と聞こえた気がしたが気のせいだろう・・・ 「ここは博麗神社。幻想郷と外の世界の境界に位置してる所。ここにいる巫女なら色々詳しい事が聞けると思うわ」 巫女さんか・・・よくわからないけど何か緊張する。 そう思っていると上から 「おースキマ妖怪じゃないか。って横にいる奴は誰だ?」 と声がしたので上を見る。そこには箒で空を飛んでいる黒白の服と帽子をした金髪の少女がいた。 「あら魔理沙。この人は私が外から連れてきた人間よ。幻想郷学園唯一の男生徒よ」 「なるほどな。私は霧雨魔理沙。見ての通り普通の魔法使いだぜ」 「僕は夜流零玖沙って言います。よろしくお願いします魔理沙さん」 と軽く自己紹介をする。というか紫さんにも自己紹介してなかったような・・・ 「魔理沙でいいぜ。見たところ私と年も近そうだしな」 「え?魔理沙さんって何歳なんですか?」 「レディーに年は聞くもんじゃないぜ」 意味が分からない・・・
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