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いやいやいや、心の中でツッコミ入れても何も解決しない。
修平
「なら離れてください」
優衣
「ヤダ」
いや、そう言われるのは分かってたけど即答って……はぁ。あんまやりたく無かったけどしょがない。背に腹は返られない…よな。
修平
「離れてくれないと一緒に……」
いや良く良く考えてみると一緒に風呂入る方がまずくね?いや何時も無理矢理入って来たり高賀財閥に置ける力を全て使って一緒に風呂に入ろうとするけども……今俺が言おうとしてる事はまずい気が…いや考えて見ろよ。優衣さんは確実に今日も何等かの形で風呂に潜入するはずだったら今の状況を打破する為に使っても…大丈夫だ。
優衣
「一緒に何?」
修平
「お風呂に入ってあげませんよ」
あぁぁぁあぁぁ。遂に言ってしまった。いや今から逃れる統べを探せば……よし頑張ろう。俺の理性頑張ってくれよ。
優衣
「ほんと!パァー」
うわぁーあからさまに表情が良くなって行く。うん、覚悟を決めろ俺。優衣さんから逃げれる筈がない。……何かそう思うとだんだん恥ずかしくなって来た。
修平
「/////はっ、はい。だっ、だから離れて下さい」
優衣
「うん分かった。修平とお風呂に入る為だもん」
だぁぁぁあぁぁ。声が大きい。
そして俺と優衣さんは校門前から優衣さんと俺の教室に向かって歩を進めた。あー言い忘れてたけど、この学園は優衣さんのお父さんの知り合いが経営している学園でそのお父さんが口利きしてくれて通えてる。本当に感謝してもしきれない。因みに優衣さんとは優衣さんのお父さんの口利きで同じ組になっている。この辺の話も俺の過去の話と纏めて話すから後々ね。
そんな説明をしている間に俺と優衣さんは教室に着いた。勿論、二人で並んで来たから視線が痛かったりしたけど……優衣さんは気にしてない様子だった。
‐ガラガラガラ‐
俺が考え事をしていると優衣さんがさっさと教室の扉を開けた。
うおっ!いきなり。まぁー立っててもしょうがないけど……。
さっさと優衣さんが歩いて行き俺は優衣さんの後ろを考え事をしながらついて行った。まぁーまたしても視線が痛かったけどね。
クラスメート女1
『ねぇーあの後ろの子誰?ヒッキー見たいな子(小声)』
クラスメート男1
『おい、お前!何で優衣様と一緒に登校してんだヒッキーが……あっ登校じゃねぇーかストー
‐ゴッ‐
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