第一章 学園都市の日常

4/7
前へ
/9ページ
次へ
30分後 「や、やっと交番に着いた・・・途中、変な婆さんに絡まれたりしたから無駄に体力使っちまったよ😖」何だかんだあったが、無事に交番に着くことができた。さあ、さっさと鍵が届いているか確認してあったら速攻貰って家に帰ろう。と思って中に入った途端、見覚えのある男が警察官と話をしていた。 「で、君は何を何処で失したんだい?」 「人生という長い長い線路の途中で、人を愛する心を失しました。」 「君はふざけているのかね?もしそうなら意地でも帰ってもらうよ。」 「ふざけてません‼本当に失したんです‼」 「ふう・・・もういい。見つかるといいな、その心。」 聞いてたら切なくなった・・・わけがない。寧ろ憐れみの対象にしか受け取れないし、話してる男が俺の悪友の杉崎真也(イケメンランキング3位)という顔だけはむちゃくちゃ良いバカだったので、やっぱり今は止めとこう・・・と思ったら案の定捕まってしまった。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加